SONY

貴社の健康・安全ニーズに
常時接続ウェアラブルDXソリューションを

mSafetyとは

mSafetyは、LTE-M通信によるネットワーク常時接続可能なウェアラブル端末と
ヘルスケア・安全クラウドマネジメントソリューションを組み合わせたB2B向けソリューションサービスです。
mSafetyでは、ウェアラブル端末を使った自社サービスを構築しようとした場合に必要となる
「ウェアラブル端末」、「通信サービス」、「端末管理サービス」を提供します。

画像提供:mSafety, Sony Network Communications Europe

mSafety特徴

カスタマイズ性に優れるウェアラブル端末

ウェアラブル端末は、SONY が培ったモバイルハードウエア設計技術を生かして設計されています。LTE-M接続を搭載し、心拍やGPSによる位置情報の取得に加え、歩行や走行などのユーザーの行動検知や、睡眠、消費エネルギー、酸素最大摂取量(VO2Max)を推定する独自のIP を搭載しています。
導入企業は、どのデータをどの頻度で収集するか、ディスプレーに何を表示するか、外部センサーと接続するかなど、自社のサービスに合わせた独自のウェアラブル端末アプリケーションを開発可能です。

スケーラブルな端末管理

端末はクラウド上で管理され、端末の状態をリアルタイムで確認し、端末の設定変更(データアップロード頻度など)、遠隔からのソフトウエアの更新ができます。これにより、煩雑な端末管理から解放され、サービス事業者の業務改善を実現します。

セキュアかつコントロール可能なデータフロー

端末から取得するデータは暗号化され、暗号化された状態でサービスプラットホームに送信されます。また、取得したデータは導入事業者にてデータのオーナーシップを持つことができ、より柔軟かつ高度なヘルスケアサービスの構築が可能となります。

想定活用先事業

mSafety は、ヘルスケアや安全管理のさまざまなサービスに適用可能です。

安全管理・見守り

建築現場、土木現場、工場などの作業員向けの安全管理ソリューションにmSafety を組み込むことが可能です。安全管理ソリューション向けに必要な機能がそろったアプリケーションフレームワークを提供し、サービス事業者はこのフレームワーク上で、自社サービス向けのアプリケーションを作成することが可能です。LTE-Mで、直接インターネットにつながるため、スマートフォンやゲートウェイ機器は不要です。

デジタルバイオマーカー

主に臨床試験向けにデジタルバイオマーカーソリューションを提供します。本ソリューションには、ウェアラブル端末のアプリケーションおよびクラウドサービスが含まれます。センサーの生データを常時取得し、より詳細なデータ解析が可能です。また、クラウドサービスでは煩雑な試験のためのデバイス管理のオペレーションを軽減する機能を提供します。

介護・見守り

mSafety はLTE-M通信により直接インターネットにつながるため、スマートフォンなどのIT機器に慣れていない高齢者にも簡単に使用可能です。また、視認性の高いディスプレーと、物理ボタンを搭載しているため、介護サービスとの親和性も高いソリューションです。

PHR

PHR(パーソナルヘルスレコード)向けのバイタルデータ収集機器として活用可能です。mSafetyは取得したデータをサービスプロバイダーが柔軟に活用いただけるよう設計しています。また、Bluetoothなどにより外部の機器と接続してデータをアップロードするネットワークゲートウェイとしても活用可能です。

救難救助

mSafety には GPS機能が搭載されているため、SOSアラートと組み合わせて、緊急時の救難救助ソリューションを構築することが可能です。特にスマートフォンの携帯が難しい環境での使用に適しています。

導入事例

富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社

富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社で展開する「SAFEMO安全見守りサービス」に mSafety が採用されています。SAFEMO は、製造・工事現場などの作業員の安全見守りクラウドサービスです。mSafety を通して取得したバイタルデータなどのモニタリングを行い、作業員の体調管理、安全管理、位置情報を把握することができます。

SAFEMO安全見守りサービス詳細はこちら

株式会社サプリム

エムスリー株式会社とソニーグループ株式会社の合弁会社、株式会社サプリムで展開する企業向け睡眠障害リスク計測サービス「Sleep Doc」にmSafetyが採用されています。Sleep Docは、医師監修の睡眠障害リスク計測が自宅で簡単にできるサービスです。mSafetyを通じて取得したバイタルデータの解析と睡眠セルフチェックを用いて、睡眠障害のリスクを計測します。

睡眠障害リスク計測サービス「Sleep Doc」の詳細はこちら

株式会社テックドクター

株式会社テックドクターが提供するデジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」にてmSafetyのデータ解析を行うことが可能です。SelfBase上でmSafetyから取得可能なセンサーローデータを使ったデジタルバイオマーカー開発や、臨床研究のためのデータ解析が可能です。

デジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」の詳細はこちら

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